この記事のポイント
- 返済額-利息=元金返済額、前の残高-元金返済額=新しい残高という関係です。
- 残高120万円・年利0.60%・残り1回なら、返済額1,200,600円のうち利息は600円です。
- 年次表は試算開始から12回ごとの合計で、暦年の支払証明ではありません。
- 元利均等の定額返済でも、残高が減るにつれて元金と利息の配分は変わります。
一行の中で二つの引き算をする
返済表の一行には、その回の返済額、利息、元金返済額、返済後残高が並びます。「返済額-利息=元金返済額」「前の残高-元金返済額=新しい残高」という関係です。利息を払っても、その金額だけでは元金は減りません。
本サイトは各月の初めの残高へ月利を掛けて利息を求めます。元利均等返済の定額は同じでも、残高が減ると元金・利息の配分は変わります。最終回は残高に合わせて返済額も調整します。
借入額・期間・金利は説明用の計算例です。
元利均等・毎月返済で本サイトの計算式により算出(金利は計算例で、市場金利や予測ではありません)。
グラフの数値を表で見る
| 経過 | 3,000万円・35年・1% |
|---|---|
| 0年後 | 30,000,000円 |
| 5年後 | 26,329,333円 |
| 10年後 | 22,470,554円 |
| 15年後 | 18,414,014円 |
| 20年後 | 14,149,581円 |
| 25年後 | 9,666,599円 |
| 30年後 | 4,953,867円 |
| 35年後 | 0円 |
1回だけ返す例で合計を確かめる
残高120万円、年利0.60%、残り1回という仮の条件なら、1か月の利息は600円です。その回の返済額は1,200,600円、元金返済額は1,200,000円、返済後残高は0円になります。「返済額の合計=元金の合計+利息の合計」をそのまま確認できます。
長い表でも関係は同じです。各行の元金返済を合計すると最初の残高に一致し、利息を加えると返済額の合計になります。CSVを表計算ソフトで確認する場合も、この合計関係を使えます。
年次表は暦年の支払証明ではない
年次の表示は、試算開始からの1~12回、13~24回というまとまりで月次返済を合計したものです。入力した月数によって、最後のまとまりは12回未満になる場合があります。実際の1月~12月の支払額や、税の申告に使う残高証明ではありません。
月次表では細かな残高の動き、年次表では長い期間の元金と利息の割合を見ると読みやすくなります。期間の違う比較では、最後の年の回数も確認します。
- 元金
- 利息
試算開始からの12回ごとの合計です。
元利均等・毎月返済で本サイトの計算式により算出(金利は計算例で、市場金利や予測ではありません)。
グラフの数値を表で見る
| 年 | 元金 | 利息 | 年間返済額 |
|---|---|---|---|
| 1年目 | 719,532円 | 296,700円 | 1,016,232円 |
| 5年目 | 748,884円 | 267,348円 | 1,016,232円 |
| 10年目 | 787,261円 | 228,971円 | 1,016,232円 |
| 15年目 | 827,608円 | 188,624円 | 1,016,232円 |
| 20年目 | 870,021円 | 146,211円 | 1,016,232円 |
| 25年目 | 914,610円 | 101,622円 | 1,016,232円 |
| 30年目 | 961,483円 | 54,749円 | 1,016,232円 |
| 35年目 | 1,010,370円 | 5,475円 | 1,015,845円 |
同じ月額でも利息条件の違いを見る
元利均等返済の試算では、金利や期間ごとに定額返済額が決まります。結果の月額だけを見たあとに、利息合計と残高の減り方を確認すると、その条件で何をいつ払っているかが分かります。別の契約の実際の返済表と比べる場合は、開始時点や端数処理もそろえる必要があります。
5年ルールなどで返済額を据え置く実際の契約とは、この一定金利モデルの内訳が異なる場合があります。銀行の明細の代わりには使いません。
書き出した表にも条件を残す
試算結果の返済表をCSVや印刷で残す場合は、元金、期間、金利と、説明用か実際の入力条件かを一緒に確認してください。共有リンクは入力条件を含むため、受け取った人にも内容が分かります。最後の1円の扱いは端数処理の解説へ、全体の式は計算方法へ進めます。
参照した情報
本記事は一般的な仕組みと計算の読み方を説明します。契約の条件は金融機関の書類で確認してください。