この記事のポイント
- 予算欄には、ローン以外の支出を分けた「ローン返済だけの月額」を入れます。
- ローン用予算11万円で試算額10万円なら差額は+1万円ですが、安心の判定ではありません。
- 年利0%・120回・毎月11万円に対応する元金は1,320万円です。
- 逆算した元金は金融機関の借入限度額でも、物件価格でもありません。
ローン用の予算を先に分ける
住居全体へ使う金額と、住宅ローンの毎月返済へ使う金額は同じとは限りません。管理費、修繕に向けた積立て、税金、保険などを別に支払う場合は、その予定も区別しておきます。全国銀行協会の解説も、借りられる金額と家計から返せる金額を分けて考えています。
本サイトの予算欄には、自分で決めた「ローン返済だけの月額」を入力します。生活費や収入を取得して、適切な金額を自動で決める仕組みではありません。
差額の意味を、小さな例で確認する
住居関係の支出として月13万円を考え、そのうちローン以外に月2万円を確保する仮の例なら、ローン用の予算は11万円です。試算した返済額が10万円なら差額は+1万円、12万円なら-1万円です。これは二つの金額の引き算で、+なら将来も安心という判定ではありません。
年払いの支出を月割りするなら、例えば年間12万円は月1万円として別に準備できます。実際の支払月にはまとまった現金が必要になるため、平均月額だけで入出金日を見失わないようにします。
返済額から元金を逆算しても、審査にはならない
年利0%・120回・毎月11万円という計算上の条件なら、対応する元金は1,320万円です。これが返済額から元金を計算するツールの基本です。年利を付けると毎月の支払いの一部が利息になるため、同じ金額・回数に対応する元金は変わります。
計算された元金は金融機関の借入限度額ではありません。収入、他の借入れ、担保、審査条件などを判断していないためです。また、頭金や購入費用を含む物件価格でもありません。
金利は計算例です。審査や借入可能額を示すものではありません。
元利均等・毎月返済で本サイトの計算式により算出(金利は計算例で、市場金利や予測ではありません)。
グラフの数値を表で見る
| 金利 | 元金の目安 | 総返済額 | 利息の合計 |
|---|---|---|---|
| 金利0% | 13,200,000円 | 13,200,000円 | 0円 |
| 金利1% | 12,556,486円 | 13,199,936円 | 643,450円 |
| 金利2% | 11,954,773円 | 13,199,940円 | 1,245,167円 |
一つの結果より条件の幅を見る
今の条件だけでなく、金利を変更した場合の返済額と差額も確認します。どの条件を試すかは利用者が決めます。表示する金利候補は将来予測ではありません。収入や支出の変化についても、ここで自動的に確率や安全度を付けることはしません。
予算を上げれば画面の差額は改善しますが、それだけで実際の家計に使えるお金が増えるわけではありません。予算の根拠をメモしてから、結果を比べるのが使い方です。
返済の比較と家計の検討をつなげる
現在の残高に対する金利の影響を見たい場合は主計算へ、月額から条件を整理したい場合は返済額からの逆算へ進みます。どちらも入力条件を整理するための道具です。個別の借入れ判断が必要な場合は、書面と結果を持って金融機関などへ確認してください。
参照した情報
本記事は一般的な仕組みと計算の読み方を説明します。契約の条件は金融機関の書類で確認してください。